【ハーレー】リアとフロントをサンダンスでローダウンしたのでレビューする!

【ハーレー】リアとフロントをサンダンスでローダウンしたのでレビューする!

ハーレー(ファットボーイ2023モデル)を買ったらやりたかったローダウン。

色々調べてサンダンスのトラックテックの評判が良かったので、フロントサスペンションとリアショックを変更しました。

結果としては大満足!なのですが、ネットの評判とはちょっと違うなと思った点や何cmローダウンしたかなど話したいと思います。

※記事の最後に今回の内容を動画にしたYouTubeが貼ってあります。そちらもご覧いただくと変更した違いがよく分かります。

サンダンスのトラックテックで前後ローダウンしたらこんな感じ

今回カスタムしたアイテムはこちらの2つ↓

トラックテック マルチレートフォークスプリング

トラックテック マルチレートフォークスプリング(Φ49mm Dual BT用)

値段:38,500円
工賃:22,000円

値段は車種によって違います。ちなみにサスペンションのフォークオイル込みの値段です。

トラックテック サンダンス/KYBミルウォーキーエイト・ソフテイル用ネオロードホールダーリアショック・ハイグレードタイプ(アジャスタータイプ)

トラックテック サンダンス/KYBミルウォーキーエイト・ソフテイル用ネオロードホールダーリアショック・ハイグレードタイプ(アジャスタータイプ)

値段:12万3,200円
工賃:12,100円

アジャスターなしの方が安いのですが、僕のファットボーイはアジャスター(プリロード)が付いているのでこっちとなります。

商品+工賃を合わせて19万5800円かかりました。

補足

製品の価格は変更されている可能性があります。今回はサンダンスでカスタムをお願いしたのですが、事前予約し1ヶ月半後に取付けてもらいました。人気店なので予約必須となります。

 

ハーレーソフテイルミルウォーキーエイト純正リアショック

純正のサス(黒)との比較。

サンダンスのトラックテック(赤)の方が少し短いですね。

ではどれくらいローダウンされたのか写真を撮ったのでご覧ください。

 

まずはフロントから↓

ハーレー ファットボーイ ミルウォーキーエイト フロント ローダウン

カスタム後は約1cmローダウンされています。フロントサスペンションの変更でブレーキの利きが良くなると聞いていたのでカスタムしたのですが、ローダウンまでされるとは嬉しい誤算でした。

 

続いてはリアの写真がこちら↓

ハーレー ファットボーイ ミルウォーキーエイト リア ローダウン

リアは約3cmローダウンされています。

ちなみにアジャスター(プリロード)は1番弱めた状態でして、1番硬くすると車高が上がります。その写真がこちら↓

ハーレー ファットボーイ ミルウォーキーエイト リア ローダウン アジャスター

アジャスター(プリロード)を弱めると車高が低くなり、ホイールにフェンダーが被るくらいまで下がります。見た目はこっちの方がカッコいいですね!

約3cmのローダウンですが足つきはだいぶ変わりました。低い方が安心して跨がれます。

また、1番アジャスター(プリロード)を弱めても今のところフェンダーとタイヤが当たったことはないです。2人乗りしたら当たりそうですが、アジャスターを強く締めれば問題ありません。

前後ローダウンして感じたこと

ハーレー前後ローダウン感想

カーブが曲がりやすくなった

カーブを曲がる時に外へふくらむ(車体が起き上がろうとする)感覚がなくなり、スーッと曲がりやすくなりました。

これは運転が上手い人(コーナーで倒す人)だと違いがよく分かると思います。(僕は運転が下手なので若干曲がりやすくなったかな?と感じているレベルです)

同じ2023モデルのファットボーイを持っている運転が上手なフォロワーさんに乗ってもらったところ「思うままにヒラヒラ曲がれる」と言っていました。

サンダンスのサスに変更するとコーナリング性能が上がるとよく言われますが、これは本当でしたね!

クッション性能が上がり凸凹した道でも走りやすくなった

フロント・リア共にクッション性が上がり、凸凹した道も以前より走りやすくなりました。

ハーレーのフロントスプリングは柔らかすぎと言われてますが、現行モデルは少し硬めだそうです。(全てのモデルがそうかは分かりませんが、僕のファットボーイ2023モデルはやや硬いとディーラーさんに教えてもらいました)

フロントサスペンションは乗車時にノーマルより約1cm長く沈み込むようになり(体重70~80kgの人で沈み込み量を計測)、リアはあきらかにクッション性が上がっています。

ただし、アジャスター(プリロード)を1番強めるとクッション性が下がり結構硬いです。僕は体重55kgなので1番柔らかいセッティングでちょうど良いですが、体重70~80kgのフォロワーさんは中間位の硬さが良さそうでした。

ノーマルのアジャスターは強弱の違いが分かりづらいのに対し、サンダンスのリアショックはハッキリと違いが分かるくらいアジャスターの意味があります。(乗った瞬間に硬いとか柔らかいとか分かるレベルです)

※この記事の最後にYouTubeに投稿した動画があるので、そちらを見るとサスの柔らかさの違いがよく分かります。

ノーマルの時に酷い凸凹道を走った時は吹っ飛びそうになりましたが、サンダンスのサスにしてからマシになりました。ただ、高速で100キロくらいスピードを出すと段差によってはまあまあの衝撃があります。

路面の吸い付きが上がった

ノーマルは走っている時にふわふわ軽やかな感じでしたが、サスを変更してからは少し重く路面に吸い付くようになった気がします。

ただ、これが良いのか悪いのかは分かりません。個人的にはノーマルの軽やかさも走りやすいと感じました。路面に吸い付いた方が安定するのでしょうが、運転が差ほど上手くないためどちらが良いのかはよく分かりません。

フロントブレーキの利きは変わらない

サンダンスのフロントスプリングに変更するとブレーキの利きが良くなると評判なのですが、個人的には特に変わらないなと思いました。

以前のハーレーはフロントスプリングがフニャフニャと柔らかかったので、サンダンスのスプリングに変更するとコシが出て止まりやすくなっていたようです。

ただ、現行モデルはフロントスプリングがやや硬め。カスタムすることで逆にフロントスプリングは柔らかくなります。そのためブレーキの利きは変わらなかったですね。

ただ、急ブレーキする人は違いを感じるのかもしれません。僕はノロノロ運転ですし、信号もだいぶ前からゆっくり止まるため違いが分からないです。

乗車ポジションが後ろになりハンドルがやや遠くなった

ローダウンしたことでリアが少し下がり、乗車ポジションが少し後ろになりました。それによってハンドルが少し遠いです。

これは身長がある人、腕が長い人は感じないでしょう。僕は身長166cmなのでちょっと遠くなったなと感じています。

車体が起き気味になった

ローダウンしたことで車体が起き気味になりました↓

ハーレーローダウン車体が起きる

カスタム前の写真を撮り忘れたので違いが分かりづらいかもしれませんが、ノーマルよりも車体が起き上っています。

十分な角度がないと反対側に転倒する恐れもあるためサイドスタンドをカスタムした方がいいのですが、写真を撮る時は起き上り気味の方がカッコいいのでそのままにするか悩んでいます。

ローダウンしたら擦ったりしないの?

ハーレー ローダウンしたらステップなど擦るのか?底付きは?

今回ローダウンしたことで車体は3cmほど低くなりました。

カーブでステップ擦ったり、段差で底付きする覚悟はしていたのですが全くないですね。

と言うのも、僕はあまり倒して曲がらないし段差も比較的ゆっくり上り下りする癖があるため、今のところ車体に擦り傷はありません。

同じファットボーイ2023モデルを乗っているフォロワーさんは、ノーマルの状態でUターンする時にステップ擦っていたので、車体を倒す人は確実にすると思います。

最後に

前後のサスを替えたことで見た目がカッコよくなり、かつ性能も上がって大満足です。

純正のサスを短くしてローダウンするロワリングキットも悩んだのですが(値段が安いので)、やはり性能も大事と思い今回はサンダンスのトラックテックシリーズを選びました。

本当はあるショップが作っているサスにしようとしたのですが、SNSで交流のあるHDディーラー整備士さんにやめた方がいいと言われたのでおすすめされたサンダンスにしました。

僕が購入したディーラーさんではサンダンスのスプリングにすると止まりづらくなると言われたのですが、実際乗ってみたら特に変わることもなくノーマルと同じ感じです。

どういった経験でサンダンスのサスが止まりづらいと言ったのかは分かりません。ただ、今回のことで人によって経験していることが違うため、良い悪いというのは自分で体験してみないと分からないこともあるんだなと学びました。

 

今回の内容はYouTubeでも発信しています。文字だと分かりづらい部分も動画を見ればなるほどとなるかも↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)